10月27日に公開した「映画HUGっと!プリキュア■ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が、初日からの2日間で興行収入3億5000万円、30万9781人を動員と、歴代最高の好スタートを切った。大ヒットを記念し、発売中の「プリキュア新聞2018秋号」から、紙面に未掲載のインタビューを、ニッカンスポーツコムで「プリキュア新聞2018秋号 特別版」として掲載する。2週目の今回は、アニメ愛好家で知られ、シリーズ15周年を記念した映画の宣伝隊長に就任し、劇中では自分にそっくりなリポーターを演じた山本美月(27)が、プリキュアとアニメへの熱い思いを語った。【村上幸将】

 

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-テレビ朝日系で、04年の初代「ふたりはプリキュア」の放送が始まった時は中学生。見ていた?

山本 私、基本的に魔法少女ってくくりが、すごく好きで。「おジャ魔女どれみ」だったり「赤ずきんチャチャ」とか「東京ミュウミュウ」、「ナースエンジェルりりかSOS」とか、すっごい好きなんですよ。

-「ふたりはプリキュア」から翌05年の第2弾「-Max Heart」まで改めて見返しているそうですが、トータルで60~70話は見た?

山本 そうなりますね。その間に「キラキラ☆プリキュアアラモード」(17年)も3日間くらいで全話、見ました。面白すぎて! 「ふたりはプリキュア」を見ていても、はっとりますみさんが作画監督をしている時の、あの絶妙な表情の描き方が、面白いなと思って見ていますね。

-テレビ朝日系で現在、放送中の「HUGっと!プリキュア」はどう思う?

山本 「HUGっと!」も、渡邊巧大さんが作画された、輝木ほまれ(声・小倉唯)がメインの話が、すごいすてきで。光の入り、影の感じ、アクション、敵の表現の仕方が、すごい好きで調べちゃいましたね。クレジットを見ていると、スタッフの方は自然と覚えていきますね。私が出演したドラマの音楽の方が、プリキュアの音楽をやっていたりするんですよ。あぁ、私、お会いした時に伝えれば良かったなと…。

-「映画HUGっと!プリキュア-」の物語は、どう感じた?

山本 敵のミデン(声・宮野真守)が、カメラというのが渋いなと思って。私、フィルムのカメラが好きなんですよ。かわいいなぁと思って。持っているカメラが、ミデンみたいにかわいかったら、いとおしいなぁと思いました。

-フィルムのカメラは持っている?

山本 はい、3台くらい持っていて。インスタグラムにも、たまにフィルムで撮った写真を上げています。フィルムで現像し、ディスクに焼いていただいて…面白いですね。

-「HUGっと! プリキュア」は子育てがメインテーマとなったシリーズ初の作品。女性として、どう思う?

山本 はぐたん(声・多田このみ)が、すごいかわいいので、しっくりきましたね。この子は、いずれプリキュアになるのかなぁと。小さい子は、お母さんのマネをしたがるから(テーマとしては)子供たちも、とても夢中になれる作品だと思いました。

-美山加恋と福原遥は「ふたりはプリキュア」を見て育ち、憧れ、17年の前作「キラキラ☆プリキュアアラモード」で、声優としてプリキュアになった

山本 声優さんになるっていう道を、全くもって考えたことがなかったので。そんな若い頃に、そう思って、そこを目指せて、うらやましいなと思います。

 

山本美月のアニメ愛あふれるトークは、まだまだ止まらない! 第2回もお楽しみに!【村上幸将】

 

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