「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が25日、都内で開催され、北海道出身のスポーツ専門学校2年生、松本大輝(ひろき)さん(19)がグランプリを受賞した。

名前を呼ばれた瞬間、信じられないといった表情で「ヤバイっす。まったく(想像)してなかった。しゃべったら泣いちゃいそう」と壇上で目を潤ませた。

身長182センチのスポーツマン。この日の1次審査では、専攻する特技のバスケットボールを披露した。ゲスト審査員の藤田ニコル(20)は松本さんを「1番にした」と明かし、「顔がタイプってのもあるけど、バスケで汗を拭く時にキラッとしていました」と爽やかさに太鼓判。第4回グランプリの袴田吉彦(45)は「みんなを見てると、当時を思い出しますね」としみじみと語った。

姉が知らぬ間に応募し、コンテストに興味はなかったというが「お姉ちゃんのおかげで優勝出来ました」と感謝。「たくさんお金を出してもらったので、親にまず報告したい」と喜んだ。

選考期間中、地元札幌を胆振東部地震が襲った。審査要素の動画配信が出来ないこともあったが、「北海道が落ち込んでいるところにグランプリを持って行けたら、自分の中では最高の復興だと思っていたのでうれしいです」。今後は俳優を目指すといい、「誰に対しても謙虚な気持ちを忘れずにいきたい」と話した。

準グランプリは愛知の中学1年生、田村飛呂人さん(13)が受賞。