2018年のM-1グランプリを制した霜降り明星らファイナリスト3組が6日、大阪・ポストよしもとで行われた、舞台「energy~笑う筋肉~」(19年3月8~17日、COOL JAPAN PARK OSAKA・TTホール)の概要発表会見に出席した。会見では、霜降り・せいや(26)のボケメカニズムが明らかになった。

マッスルミュージカルを手がけた中村龍史氏(67)が演出するスポーツミュージカル「energy」の芸人サポーターとして登場した霜降り、ジャルジャル、見取り図のファイナリストたち。M-1の興奮も冷めやらぬ中、同舞台にちなんで、身体をたたいて音を奏でるボディースラップのうまさを競う「e-1グランプリ」で再び対戦した。

中村氏、会見に出席した元メジャーリーガー斎藤隆氏、アトランタオリンピック体操日本代表の田中光氏が審査する中、ひときわ身体の大きい見取り図・盛山晋太郎(32)が優勝。せいやが最下位となった。斎藤氏は「サインを出したことがないランナーコーチ」、田中氏も「全くできていなかった。上沼恵美子さんも怒ると思います」とM-1に絡めて笑いを誘った。せいやは「1番エナジーな表情してたのに…」と残念がった。

中村氏は最下位の理由を「頭の中の神経が身体にうまくつながってない」と分析。会場が大爆笑に包まれる中、王者をつかんだせいやのコミカルなボケについては「あれはたぶん本能」。せいやは「すごい悪口やん」と苦笑いだった。

年末の大一番を終え、これからエナジーを注いでいきたいことを聞かれた3組。コントが8000本あるというジャルジャルは、自身のユーチューブチャンネルでネタを毎日投稿していることから「コントに全力を注ぎたい」。見取り図は、盛山が「僕らはM-1グランプリにもう1度、リベンジしたい」と意気込み、相方のリリー(34)は「『いのぐちたつおさん』の言うことを聞いて頑張ろうと思います」。すかさず盛山が「僕らも『たつおさん』にはお世話に…って誰?」とM-1で話題となった架空人物ネタで笑わせた。

霜降り・粗品(25)は王者となっても「劇場の出番でもエナジーを一生懸命、注ぎたい」。せいやは「ジャパニーズウイスキーが好きでして、1回集めようかなと」と、趣味を広げていきたいと話した。