俳優佐々木蔵之介(50)と柄本佑(31)が7日、都内で、NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」(来年1月2、3日、ともに午後9時放送)の会見に出席した。

2日の前編は江戸の上水整備、3日の後編は全国共通貨幣の小判の製造と、江戸の生活と経済の基盤を作った男たちを2夜連続で描く。前編の主演を佐々木、後編の主演を柄本が務める。

佐々木は、現在の東京を「勝手に住みやすい場所と思っていたが、そうじゃなかった。多くの人が命かけ、情熱をもち、志を受け継いで、今の東京になったと知った。当たり前に思っていた水をありがたくいただき、正月は、おいしくお酒をいただきたい」と語った。

一方、柄本は、前編に出演する生瀬勝久に「前編の方が素晴らしい作品になっている自負がある」と挑発され「うちの方が面白い」と報道陣を笑わせた。また、「撮影が終わって、自分のお金を使う時、新鮮な気持ちになった」と語った。

他に市村正親が家康役で前編、後編ともに出演するほか、優香、千葉雄大、広瀬アリス、林遣都らも出演する。