公開中の映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(デヴィッド・イェーツ監督)で主人公ニュートの吹き替えを務める声優、宮野真守(35)が16日、大阪ステーションシティシネマで応援上映舞台あいさつに登場した。

「ハリー・ポッター」シリーズの最新作となる今作は世界興収が3週連続1位を獲得するなど世界中で“ファンタビ現象”を巻き起こしている。今回はSNSで最も投稿された都道府県に宮野が訪れるという企画で1位となった大阪が舞台あいさつの地に選ばれた。

ニュートが劇中で持ち歩くつえとカバンを持って登場した宮野は「皆さんが僕を『アクシオ』(呼び寄せる呪文)してくれたから、実現することができました。ありがとうございます!」とあいさつ。応援上映のためにコスプレやペンライトを持って駆けつけたファンから大きな拍手を浴びた。

映画の仕事で大阪に来ることはほとんど無かったという宮野は、関西弁などを織り交ぜ常にハイテンション。カバンの中に隠れていた魔法動物ニフラーと戯れたり、客席にいたダンブルドアのコスプレをしたファンをイジったりと会場を沸かせた。

満員の客席がヒロイン・ティナ役となり、宮野がニュートを演じて劇中の胸キュンシーンを再現する場面では「なんかラブロマンス~」と感激。ファンをバックにした記念撮影では、宮野が振り向くたびに黄色い声援が飛び「背中もかっこいい!」などと会場は宮野の魔法にメロメロだった。

自身も作品の大ファンだと語り「皆さんが応援してくれてるのがほんとに伝わってきます。この瞬間を一緒に楽しみましょう」とアピールした。