女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の19日に放送された第69話の平均視聴率が21・7%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、福子(安藤サクラ)は弁護士の東太一(菅田将暉)の助けを借りて、お金を工面。7万円の罰金を支払う。ダネイホンの販売権は売ったが、「萬平印のダネイホン」という売り文句は残ることになった。福子は東に、萬平を刑務所から出してくれるようお願いする。

福子や神部(瀬戸康史)らは大阪に戻ってくる。社長が戻ってくるまで、みんなで頑張ろうと気持ちを奮い立たせる。しかし、そこへ財務局から電話がかかってくる。10万円の追徴課税が通達される。