5人組男性歌謡グループ「純烈」は念願の初出場で新曲「プロポーズ」を歌唱した。

「スーパー銭湯のアイドル」の異名を持つ純烈らしく、“ホームグラウンド”といえるスーパー銭湯のステージセット。ライブなどで顔を合わせる熱心なファンの女性30人以上が参加した。熱く甲高い声援を送り続け、メンバーが歌唱中にそばに行くと汗を拭い、テープを投げた。リーダーの酒井一圭(43)は「夢がかなった」と感激し、歌唱後に白川裕二郎(42)は「たまんない。このステージに立てたことが誇りです」と胸を張った。

今年4月にタレントLiLiCo(48)との結婚を発表した小田井涼平(47)は「本番は私の両親とテレビを見るって聞いている。でも、仕事が入っていないのが怖い…」。LiLiCoが夫にも内緒でサプライズ出演をすることに戦々恐々としていたが、結局、出演はなかった。

グループの結成11年でたどり着いた憧れの舞台。「夢は紅白、親孝行」を合言葉に、10年にシングル「涙の銀座線」でメジャーデビューした。5人中4人が戦隊ヒーロー出身のイケメン俳優で、平均身長183センチの長身で注目されたが、なかなか芽が出なかった。昨年発売の「愛でしばりたい」がヒットして一躍人気者の仲間入り。今年発売の「プロポーズ」が10万枚を超える売り上げを記録して本格的にブレークした。