テレビ朝日系2時間ドラマ「家政婦は見た!」などで知られる演技派女優の市原悦子(いちはら・えつこ)さん(本名・塩見悦子)が、12日に心不全のため死去したことを受けて13日、16年アニメ映画「君の名は。」の新海誠監督(45)と音楽担当のRADWIMPS野田洋次郎(33)が、それぞれ公式ツイッターでコメントした。

新海監督は「市原悦子さんのご訃報、信じがたく、とても残念です。僕は『まんが日本昔ばなし』で育ちました。『君の名は。』の収録で初めて市原さんにお会いした瞬間、初めてセリフをいただけた時の感動、披露試写であたたかいお言葉を頂いた時、すべてつい昨日のようです」。野田は「『日本昔ばなし』が僕はずっと大好きで、市原さんにしかないあの声での語りが大好きでした。『君の名は。』で共演させていただいて、本当に幸せでした。心からご冥福をお祈りします」とそれぞれしのんだ。

市原さんは主人公の1人、三葉の祖母・一葉の声を務めた。