モデルの高橋メアリージュン(31)が、過去に患った「潰瘍性大腸炎」の症状について理解を求めた。

日商簿記1級検定の検定試験でトイレのため途中退室し、再入室できずに結果が不合格となった男性が試験を実施した東京商工会議所に受験料の賠償や慰謝料を求める訴訟を起こした。高橋は27日、ツイッターで「試験中のトイレ問題」と言及し、「潰瘍性大腸炎やクローン病の人からしたら、試験前にトイレ済ませてもどんなにコンディション気をつけてても行きたくなる時はなる。人の『トイレに行きたいです』や、『お腹が弱い』は笑えないです」と訴えた。

自身は2014年3月にツイッターで、潰瘍性大腸炎を患っていることを告白。その闘病の様子はテレビ番組でも紹介され、視聴者の間で大きな反響を呼んだ。

潰瘍性大腸炎は、大腸粘膜に潰瘍やびらんができる原因不明の非特異性炎症性疾患で、厚生労働省より難病に指定されている。同病を経験した罹患者は、安倍晋三首相をはじめ、脚本家の北川悦吏子氏、タレントの若槻千夏、プロ野球オリックスの安達了一内野手など、著名人も少なくない。

高橋は「私はもう5年程症状がないので治ったと思ってるのですが」と現状についてつづるとともに、「経験した以上この病気の事を色んな方に理解してほしいと思っています」と呼びかけた。