昨年9月に電撃結婚したジャスティン・ビーバー(24)とモデルのヘイリー・ボールドウィン(21)が、ヴォーグ誌3月号の共同インタビューで、結婚生活について赤裸々に語った。

2人は今回、結婚生活のトラブルだけでなく、お互いの過去、性格の違いなどについて初めてオープンに語り、ビーバーが結婚前の1年間は禁欲生活に入っていたため、結婚までセックスはしなかったことも明かした。

ビーバーは、「精神的に不安定なのは自分のほう。ヘイリーの理論的なところは、自分に必要な部分だ。不確実な音楽業界に生きていて、僕には何か確実なものが必要だった。それが僕の妻なんだ」と語った。夫婦でセラピーに通い、ケンカの仕方や感情の表現の仕方も学んでいるという。

13歳にして音楽界で成功を収め、本当の自分を見失っていたというビーバーは、麻薬やセックスに関する問題も抱えていたと告白。他人に利用されるのでは?との疑念から、誰も信用することができなくなっていたとした上で、「自分自身を信頼することも大きな課題」と語った。

「結婚生活は本当に困難です」と認めたボールドウィンは、「私たちはまだ若いので、学びながらやっていくしかありません。結婚生活は夢物語だと、世間にウソをつくつもりもありません。困難なことは確かですが、誰かと一緒に闘いながら、何かを築いていく美しさがあります」と話している。(ニューヨーク=鹿目直子)