稲垣吾郎(45)が9日、キャンペーンキャラクターを務める福島・スパリゾートハワイアンズで主演映画「半世界」(阪本順治監督、2月15日公開)の公開直前イベントを開催した。

同作は阪本監督のオリジナル脚本を映画化。昨年の東京国際映画祭では観客賞を受賞した。39歳という人生の折り返し地点を迎えた幼なじみ3人の友情や葛藤を描く人間ドラマ。稲垣は山で黙々と炭を焼く主人公、紘を演じている。作品のみどころについて「今まで、特殊な役とか変わった役が多かった。こうやって市井の方を演じられて良かった。僕自身も環境が変わったところだったので、このタイミングで出会えたということは本当に良かったと思う」と語った。

そして、今後、挑戦してみたいことについては「趣味が多いので、僕の世界を知ってもらいたいと思います」と、多趣味を生かしたい願望を明かした。「料理とかワインだとかに興味がありますし、みなさんのお役に立てれば。ワインとかのお店をやってみたり、自分のワインをつくってみたり。プロデュース的なことをやってみたい。何事も1歩を踏み出すのが大切だなって」と具体的なイメージも語った。

また、スパリゾートハワイアンズについては、「すぐ来られたし、都心からもすぐ来られる。プライベートでも来たいと思います」。映画とコラボし特設ギャラリーが展示されており、「スパとともに半世界の世界に浸ってもらいたいと思います」とPRした。

一方、取材陣から活動休止を発表した嵐について質問を受けると、「ビックリしましたけど、5人でお決めになったことなので」とし、「頑張ってほしいと思いますし、見守りたいと思います」とエールを送った。