欅坂46の関連グループ、けやき坂46(読み:ひらがなけやき)から改名した「日向坂46」(ひなたざか)が、3月27日に単独シングルデビューすることが11日、分かった。この日、メンバーの柿崎芽実、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、小坂菜緒が、動画配信アプリ「SHOWROOM」で「ひらがなからのおしらせ」と題して報告配信をした。シングルタイトルは未定。

番組序盤で、柿崎がボードを使って発表した。明日12日から予約がスタートするという。加藤は「(事前に)知っていたけど、ぴゅっと発表されて知ったら、ぞわってした」と笑った。キャプテン佐々木久美は「現実味が出てきたね。ずっと私たちの夢でしたから。ついに皆さんにお知らせすることができて、よかったです。うれしいです。ありがとうございます」と感謝した。

シングルが衣料レンタルサービス「メチャカリ」とタイアップすることも決定。さらに、3月5日と6日に横浜アリーナでデビューカウントダウンライブを開催することも発表された。

15年11月、特例で欅坂46に加入した長濱ねる(現在は欅坂46専任)が、けやき坂46として活動を開始。16年5月に1期生11人が加入して、グループが結成した。当初は欅坂46の2軍的な存在で、1カ月間まったく仕事がない時期もあったが、17年3月から単独での全国ツアーがスタート。欅坂46のツアーにも一部出演し、場数を踏んでいった。

結成後は主に欅坂46シングルのカップリング曲を歌っていた。昨年1月には東京・日本武道館で単独コンサートを開催し、3日間で3万人を動員。同6月20日に「走り出す瞬間」でアルバムデビュー。グループ初の冠番組「ひらがな推し」(テレビ東京系)もスタートし、グループ初のCMが決定。音楽業界内でも「単独でも十分デビューできる」と言われる存在となり、シングルデビューの機運が高まっていた。