NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(日曜午後8時)の第7話が17日に放送され、関東地区の平均視聴率が9・5%(関西地区8・6%)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。10日放送の第6話は関東地区で9・9%(関西地区8・0%)と、大河ドラマ史上最速の1桁視聴率を記録していたが、2週連続で1桁となった。

第7話は自費で渡航費を用意しなければならない金栗四三(中村勘九郎)が兄実次(中村獅童)に資金援助の手紙を出し、弥彦(生田斗真)とストックホルム五輪出場選手としてオリンピックのエントリーフォームに名を連ねる内容だった。弥彦の豪邸で海外の食事マナーを学びながら、四三は、三島家の冷めた親子関係を感じ取るなどの様子も描かれた。家族愛が感動的に描かれ、笑いもバランスよくちりばめられた内容だったが、離れた視聴者を呼び戻すことはできなかった。

◆これまでの視聴率推移

第1話が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)

第2話は12・0%(関西地区11・5%)

第3話は13・2%(関西地区11・6%)

第4話は11・6%(関西地区12・0%)

第5話は10・2%(関西地区11・7%)

第6話は9・9%(関西地区8・0%)

第7話は9・5%(関西地区8・6%)