13日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」(水曜午後10時)最終回の視聴率が12・6%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は12・7%、第2話は12・9%、第3話は11・4%、第4話は10・7%、第5話は11・5%、第6話は11・2%、第7話は11・0、第8話は10・2%、第9話は10・2%で、全話を通して2ケタを維持した。

最終回は、留守堂謙治(松田翔太)が三軒家万智(北川景子)の前から姿を消して1年後。テーコー不動産新宿営業所はライバルのリッチブラスト不動産が勢力を伸ばしたため、渋谷営業所と合併の危機を迎えていた。

リッチブラストが買い占めている集合住宅「新宿ガーデンハイツ」では、藤見明(笹野高史)譲(本田博太郎)が立ち退きに反対していた。そこを訪れた三軒家はしゃっくりが止まらなくなる。

庭野(工藤阿須加)らが訪れたリッチブラストでは、三軒家憎しで、AIに三軒家のノウハウを詰め込んだ留守堂がCOOになっていた。AIの三軒家に、三軒家をつぶさせるつもりだった。

三軒家は、大ファンだったマジシャン「マジック7」だった明と譲に協力を求める。前回緊張のあまり止まらなかったしゃっくりは収まっていた。

三軒家は2人に、新宿ガーデンハイツの保育園を復活させ、現代の理想郷に作り替えることを提案。そこに留守堂が訪れる。留守堂は、マジック7が落ち目になった過去の事故の話を持ち出し、その舞台のガーデンハイツからの立ち退きを進めるが、明はあくまで抵抗する。

屋代(仲村トオル)は三軒家のプランを実現させるため、誰も姿を見たことがないというテーコー不動産伝説の社長に資金援助を頼もうとするが、アポさえ取れなかった。三軒家が会いに行くと、天才的不動産屋だった社長(舘ひろし)が姿を見せる。三軒家は100億円の資金調達を談判する。

留守堂は目的のために手段を選ばないリッチブラストの方針に疑問を感じ始めていた。その時、三軒家が留守堂に会いにくる。三軒家は留守堂に、家が売れていた理由は「心優しい三瓶良雄」だったからだと告げる。

ガーデンハイツに戻った三軒家は、「マジック7」の残りの5人を招集していた。復活イベントで、ガーデンハイツの再起をかける。しかしサーベルの譲が手を負傷。三軒家が代役を務めようとするが、緊張のしゃっくりが…。

そこに現れた謎の男。覆面姿の男は、見事、譲の代役を務め上げる。男は留守堂だった。イベントは大成功。ガーデンハイツに活気が戻る。

社長に「100億円、回収できそうだね」とねぎらわれた三軒家は、資金調達の条件とされていた、社長に昇格。そこへ留守堂こと三瓶から手紙が。三瓶は三軒家に、「人の幸せのため家を売る不動産」へ導いてくれたことを感謝し、海辺の町でサンぺー不動産を開業したことを報告した。屋代は、常連の店、ちちんぷいぷいで、三軒家との間に子供ができたことを新宿営業所のメンバーに明かす、という内容だった。