美容家神崎恵(43)が6日、都内で、美容本「この世でいちばん美しいのはだれ?」(ダイヤモンド社)出版記念イベントに出席した。

タイトルは「女性なら誰でも1度は聞いたことがあるでしょうし、頭に残っていることだと思うんです」と、女性の心をつかむキーワードとして選んだことを明かした。「美容は決して難しくなく、誰でも今すぐにできることなんです。3秒後にはかわいくなれますから!」と話した。

16歳でスカウトされ、デビュー。その年に、週刊ヤングジャンプ「全国女子高生制服コレクション」でグランプリを受賞した。20歳からは女優として活動したが、わずか3年で引退した。「当時は美少女ブームだったんです。私はそうじゃなかったので逃げ出したかった。見た目だけでなく、自分が自信を持てる何かを見つけてまた戻って来ようと思って。その何かを見つけるために引退しました」と理由を明かした。その何かが“美容”だった。

メークは「自分を楽しむもの」だという。「女優時代はメークをされていたけど、今は自分で、その日の気分や雰囲気などでメークを楽しめるようになりました」と笑った。ポイントに「いろんな顔をもつこと」をあげた。「鉄板メークだけではダメ。ギャップを作ることで、美しい裏切りを繰り返すのが重要です」と話した。

母としての顔も持つ。だが、最近子どもから「ママはかわいいと思っていたけど、そうでもないかな」と言われたことを話し、取材陣を笑わせた。