ミュージシャンのデーモン閣下が、歌詞などの著作権を侵害される悩みをつづった。

デーモン閣下は15日、ブログを更新。「『おまえを○○にしてやろうか!』の汎用が昨今多くみられる」と現状に触れた。

このフレーズは、デーモン閣下がボーカルを務めるロックバンド聖飢魔2の代表曲の1つである「蝋人形の館」に出てくる「お前も蝋人形にしてやろうか!」というせりふとして知られている。そのフレーズのパロディーが出回っている状況に、「実用新案特許? 著作権? の申請、したほうが良いのかな? そもそもこの文言の長さとか内容ではできないような気もする。誰か知っていたら情報くれ」と困っている様子を明かした。

またデーモン閣下は、大きな会社等の組織に所属していることで「俺は偉い」と勘違いする個人に対する苦言もあわせてつづっており、ブログに記した理由について「何故今ここにこれらの様な書き込みを? と思った諸君。最近そういう案件が周りに幾つかあったからだ、諸君の推察どおり。世の中いろいろ難しい…面倒だね!」と、仕事関係で著作権をめぐる何らかのトラブルが生じていることを示唆した。

デーモン閣下は昨年3月のブログで、NHK Eテレで放送されたアニメに「デーモン風高杉」という自身に酷似したキャラクターが登場したことについて「名前も含めて明らかに【吾輩の姿の無断使用】」と怒り、同番組側が公式サイトで謝罪する騒動があった。