天海祐希(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)の2日4回の平均視聴率が12・6%だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は15・2%、第2話は13・4%、第3話は12・3%だった。

14年1月期、17年4月期に放送された人気シリーズの第3弾。天海演じるたたき上げの取調官、真壁有希子と取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班(キントリ)」のメンバーが、凶悪犯と心理戦を繰り広げるさまを描く。共演は田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、塚地武雅、小日向文世。

第4話のゲストは松本まりか、今井悠貴、鷲尾真知子。女子高生連続殺人事件の被疑者として、無職の男、樫村荘介(今井)が逮捕される。樫村の車の中から2日前の夜に失踪した女子高生、福永真希の携帯電話が発見され、防犯カメラには真希を尾行する樫村の姿も映っていた。

過去の被害者は監禁後数日で衰弱死していたことから、真希も同じ状況にある可能性が高いと思われた。監禁場所を突き止めて樫村の口を割らせるため、取り調べは真壁有希子(天海)ら「キントリ」に一任される。

しかし樫村は黙秘を貫き、落ちる気配を見せない。有希子は手掛かりを求め、寝たきりの祖母、澄江(鷲尾)と暮らす樫村の姉、茜(松本)を訪ねる。茜が沈黙を破る切り札になるかもしれないと感じた有希子は、ルールを破り、樫村に肉親の茜を会わせようと思い立つ。