北斗晶(51)が21日、都内で映画「ベン・イズ・バック」(ピーター・ヘッジズ監督、24日公開)トークイベントに出席した。

薬物依存症に苦しむ息子と息子の病と向き合う母の愛、家族の絆の物語。ジュリア・ロバーツ主演。

息子の依存症と戦う母が描かれ、北斗は「お子さんをお持ちのお母さんは考えると思う、果たして寄り添って戦えるかと。その場になってみないと分からない」と、2人息子を持つ母としての心情を語った。献身的な母の愛に「そばに誰ががいるだけで救われる。母は偉大だと思いました」と話した。

自分が依存しているものについては「ケータイ」を挙げ「出掛ける時に忘れたことがあった。なければないでうるさくなくていいんだけど、もう1度手にすると使ってしまう」と苦笑い。海外留学中の長男に依存していないかと聞かれると、「家を出た時は寂しいと思った。人生終わったかと。でも人ってすごい。慣れてくる」と笑い飛ばした。海外志向が強かった自身と息子を重ね「カエルの子はカエル。自分の好きな人生を頑張って欲しい」とエールを送った。

24歳年下の夫との離婚を発表した磯野貴理子(55)についてもコメントした。磯野に対し離婚を切り出した際、夫が「自分の子供がほしい」と伝えたことについて「ちょっと寂しいひと言だったなと思いました」と話した。一方で「結婚当初考えていたことと変わることもあるし」と、夫の気持ちもおもんぱかった。

医師のおおたわ史絵氏(54)も出席。持病の治療薬がきっかけで薬物依存症になった母の闘病や、依存症患者への診療活動などについて語った。