俳優山崎賢人(24)が25日、都内で、主演映画「キングダム」(佐藤信介監督)超大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

公開から36日で350万人を動員し、興行収入は47億円を突破した。山崎は「本当に夢のようというか。たくさんの人が何回も見てくださって。そういう映画ってなかなかないと思うので、頑張って撮影してよかったというか、届いたんだなと思うとうれしく思います」と感想を述べた。

この日、吉沢亮(25)大沢たかお(51)佐藤監督(48)も登壇した。

吉沢は「撮影時に『50(億)は行くでしょう』と軽い気持ちで言っていたのが、現実間近でうれしい」と話した。大沢は「普通に考えたらめったにないこと。正直なってほしいと思っていたけど。なかなか夢が形になることってないと思っていたけど、この映画のテーマにように、思っていれば(現実に)なるんだなって。今日、思わず白い服を着て来てしまいました」と話し、会場から笑いを誘った。

SNSで募集した質問に答える形式でイベントは進められた。「やらかしたNGは」に山崎は、橋本環奈演じる河了貂(かりょうてん)の呼び方でNGを出したことを明かした。「本当は『貂(てん)』なのに、環奈ちゃんの名前と混ざって『環(かん)』って言ってしまいました。もちろん、撮り直ししました」と笑った。

吉沢は「俺、ありましたっけ?」と佐藤監督に呼びかけ、監督が首を横に振ると「俺、優秀なんですよね」と話した。

「夢をかなえるために必要なこと」を聞かれた山崎は、「好きということと覚悟と努力することが大事」とした。

吉沢は「努力は普通に当たり前だと思うけどで、他のものを犠牲にできるかだと思う。他のものを捨てても集中できるのか、そこまでしても本当に欲しいものなのか」と話したが、MCからの「ご自身ではされていますか」には「していません」とあっさり答えた。