タレント明石家さんま(63)が、8日午後10時から放送されたMBSラジオ「ヤングタウン」で、女優蒼井優(33)と電撃結婚した「南海キャンディーズ」の山里亮太(42)を「頭おかしなりよったぞ」と心配していたことを明かした。

山里と蒼井は5日に結婚を発表し、都内で会見。関係者によると、さんまは同番組を7日夜に収録した。

さんまは番組の中で、会見前日の4日に、山里から結婚報告の電話をもらったといい、当初の様子は「(堅い雰囲気で)おかしいから、吉本辞めよるんか」と思ったという。「そっか、ほな俺も吉本辞めて、山ちゃんと2人で(新たな会社を)とか、考えてたら、うれしそうな声や」として、結婚報告だとピンときた。

ただし、その後、相手を聞いた山里からの答えが「蒼井優ちゃん」で、さんまは「おれ、蒼井優の顔分からんようになって。ああそうか、こいつ、女いない、結婚できないカラー(キャラ)で20年やってきて、とうとう、頭おかしなりよったぞ、と思った」。

頭が白くなるほどの衝撃を受けたさんまは、翌5日の会見を見ると、今度は「ああ、これは蒼井優ちゃんの頭がおかしくなったんや」。衝撃度は最大級だったようで、かつて大竹しのぶを射止めた“先輩”のさんまは、山里へのライバル心を吐露した。

「山ちゃんが蒼井優ちゃんと(結婚)やったら、俺とキャメロン・ディアスでもおかしない。山ちゃんが、信じられない人と結婚したんや。それぐらいせんと、俺も世間に衝撃を与えられへんやんか。俺も驚かせなあかんで、これは」

山里からの刺激は相当に強力だったようで、以来、自宅にある映画やドラマなどの映像を見て「どの女優さんがええかな」と物色しているとも。

一方で、自身の結婚体験を聞かれると「俺は(大竹を)女優と見て結婚してないから。1人の女性として見ていたし、(女優を)辞めるということやったから」と言い、蒼井が女優の仕事を継続することから「山ちゃんとは状況違うわ」と話していた。