大麻取締法違反(所持)の罪で起訴されている元KAT-TUNメンバー田口淳之介被告(33)と元女優小嶺麗奈被告(38)の初公判が11日、東京地裁で開かれるのを前に、近くの日比谷公園で傍聴希望者の抽選が行われた。

午前9時半から1時間半、リストバンド式の抽選券が配布され、1265人が並んだ。この日の一般傍聴席は24席で、倍率は52・7倍だった。

日比谷公園で傍聴希望者の抽選が行われるのは、過去、覚せい剤取締法違反の罪に問われた女性アイドルや大物アーティスト、元有名プロ野球選手ら注目の裁判で、女性アイドルが6615人(いずれも初公判の人数)大物アーティストが2646人、元プロ野球選手が3769人が傍聴希望者として並んだ。

起訴状によると、田口とは5月22日、一緒に住んでいた小嶺被告と東京・世田谷区のマンションで乾燥大麻約2・2グラムを所持したとしている。田口被告らは先月5日に起訴され、同7日にいずれも保証金300万円を納付して保釈された。