米人気歌手テイラー・スウィフト(29)とケイティ・ペリー(34)がついに、長年にわたる確執に終止符を打ち、和解。ペリーが16日、米ラジオ番組のインタビューでその経緯を初めて明かした。

和解の引き金となったのは、ペリーが昨年、「Reputation」世界ツアーを控えたスウィフトに謝罪の手紙を送ったことだった。

ペリーは、「私はちょうどツアーを終えたところで、彼女は新たに大きなことに乗り出そうとしていたので、サポートが必要だと思ったの。私たちには多くの共通点があり、状況を理解し合えるのは世界中にあと5人ぐらいしかいなかった。だから、友情と、お互いを助け合えることを祝福すべきだと思ったのよ」と当時の心境を明かした。

しかし、一晩で和解できたわけではない。その後しばらくして、アカデミー賞授賞式のパーティーで再会したのをきっかけに、2人は再び信頼関係を取り戻し、話をするようになった。

ペリーは、「私も彼女も、若い人たちに影響力がある。学校生活で、同じような経験をしている子たちのお手本になれるわ」と語った。ペリーはその後、スウィフトの曲「You Need to Calm Down」のミュージックビデオにも出演。

「もう、音楽業界でお互いを避けあわなくてもいい。私たちが状況を変えることができたのは、素晴らしいわ。他の人たちも、私たちから学べることを願っている」と語った。(ニューヨーク=鹿目直子)