俳優三浦春馬(29)主演のフジテレビ系連続ドラマ「TWO WEEKS」(火曜午後9時)の27日放送の第7話の視聴率が6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と28日、分かった。前回の6・2%から0・1ポイント、ダウンだった。「2019世界柔道選手権」の放送のため、25分遅れの午後9時25分スタートだった。

初回から8・4、5・9、6・4、5・4、6・2、6・2%だった。

関西地区は9・7%だった。

三浦が演じる結城大地は、8年前に殺人未遂容疑で捕まり、5年間服役した過去を持つ。人生に希望を持たず、毎日を刹那的に過ごしていた。ある日、結城が店長をしている質店に、かつて別れた元恋人の青柳すみれ(比嘉愛未=33)が現れる。結城との間に8歳になる娘のはな(稲垣来泉=8)を産んでいたこと、はなが白血病であることを告げられる。検査の結果、骨髄が適合して、結城は正式にドナーとなる。だが、その直後に、ある人物の策略によって、結城は殺人のぬれぎぬを着せられて逮捕されてしまう。はなへの移植手術は2週間後…。結城は警察の隙を見て護送車から脱走した。

第7話で、結城(三浦)がようやく手に入れたデジカメには、柴崎コーポレーション社長の柴崎要(高嶋政伸)と国会議員の久我早穂子(黒木瞳)が密談する様子が映っていた。母親のように慕う早穂子の裏の顔を知った検事の月島楓(芳根京子)は衝撃のあまり言葉を失い、放心状態に。すると次の瞬間、殺し屋の灰谷(磯村勇斗)が悠木と楓に襲いかかり、デジカメは柴崎の手に渡ってしまう。

警視庁桜田西署の刑事の有馬(三浦)は、恋人のすみれ(比嘉)から結城が8年前と今回の事件で何者かに無実の罪を着せられ、命をも狙われていると聞く。すみれが元恋人の結城を案じていることに少なからずショックを受けるが、それでも、手術を控えるはな(稲垣)のために結城を死なせるわけにはいかないと、8年前の事件の捜査資料を読み込む。やがて楓が当時の事件関係者だったことに気付く。

そんななか、はなが入院している病院では、ある騒ぎが起きる。何者かが結城の友達を名乗り、はなの病室に侵入したのだ。男が結城のことを探っていたと聞き、ピンときた有馬が担当看護師に確認すると、侵入者は柴崎だと判明。薄汚いやり方に、はなを利用されたと怒り心頭の有馬は、すぐさま柴崎のオフィスへ。しかし反対に、はなが確実に移植手術を受けられるよう、ある取引を持ちかけられる。

一方、デジカメを奪われ、柴崎に対抗する手だてを失った結城は、突然、楓に出頭すると告げる。そこにはある思惑があった。