NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第33回が1日に放送され、関東地区の平均視聴率が6・6%(関西地区4・8%)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。
同作は、前回、8月25日放送の第32回で、関東地区の平均視聴率が、大河ドラマ史上最低の5・0%(関西地区4・9%)を記録していたが、同数字から1・6ポイントアップした。
「いだてん」放送前の、大河ドラマの平均視聴率の最低は、12年11月18日に放送された「平清盛」の7・3%だったが、「いだてん」は、4月28日放送の第16回で7・1%を記録し、6月9日放送の第22回で6・7%、8月11日の第30回で5・9%、そして32回で5・0%と4度目の記録更新をするなど低迷が続いている。
第33回は、1940年のオリンピック招致をめぐり、互いに激しく争う東京とローマが描かれた。治五郎(役所広司)は田畑(阿部サダヲ)らをイタリアの独裁者ムソリーニとの直談判に派遣。しかし、ムソリーニとの会見直前、IOC委員・副島道正(塚本晋也)が急病で倒れてしまうなど絶体絶命の状況下で、治五郎が逆転の秘策を思いつく内容だった。
◆これまでの視聴率推移
第1回が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)
第2回は12・0%(関西地区11・5%)
第3回は13・2%(関西地区11・6%)
第4回は11・6%(関西地区12・0%)
第5回は10・2%(関西地区11・7%)
第6回は9・9%(関西地区8・0%)
第7回は9・5%(関西地区8・6%)
第8回は9・3%(関西地区7・7%)
第9回は9・7%(関西地区8・3%)
第10回は8・7%(関西地区8・6%)
第11回は8・7%(関西地区8・9%)
第12回は9・3%(関西地区8・3%)
第13回は8・5%(関西地区7・7%)
第14回は9・6%(関西地区7・4%)
第15回は8・7%(関西地区8・4%)
第16回は7・1%(関西地区8・0%)
第17回は7・7%(関西地区8・6%)
第18回は8・7%(関西地区7・2%)
第19回は8・7%(関西地区6・6%)
第20回は8・6%(関西地区7・2%)
第21回は8・5%(関西地区6・9%)
第22回は6・7%(関西地区6・0%)
第23回は6・9%(関西地区7・5%)
第24回は7・8%(関西地区7・5%)
第25回は8・6%(関西地区8・0%)
第26回は7・9%(関西地区6・5%)
第27回は7・6%(関西地区7・0%)
第28回は7・8%(関西地区5・1%)
第29回は7・8%(関西地区5・5%)
第30回は5・9%(関西地区5・2%)
第31回は7・2%(関西地区5・9%)
第32回は5・0%(関西地区4・9%)
第33回は6・6%(関西地区4・8%)