水谷豊(67)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season18」(水曜午後9時)の30日放送の第4話の視聴率が15・7%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は16・7%、第2話は15・4%、第3話は11・9%で、好調な数字を続けている。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京と、反町隆史(45)演じるその相棒、冠城亘の活躍を描く人気刑事ドラマシリーズ。シーズン18を迎え、2クールで放送される。

ゲストは長谷川朝晴ほか。厚生労働省職員、片桐晃一がビルの屋上から転落死する事件が起きた。彼は厚労省の過重労働撲滅特別対策班、通称「かとく」に所属しており、「特別司法警察職員」として違法な事業所を検察庁に送検する権限も持ち合わせていた。遺体は靴をはいておらず自殺にも思えたが、屋上に靴はなく、企業絡みの摘発をしようとしたところ口封じのため殺された可能性が考えられた。

杉下右京と冠城亘は、転落現場の中に“真実を追う男”として知られるジャーナリスト、中川敬一郎(長谷川)を発見する。中川は話しかけた右京に「亡くなったのは『かとく』の片桐さんでしょうか」と遺体の身元を訪ねてきた。なぜ通報されてまもなくの遺体の身元がわかったのか、右京と亘は疑問を抱く。