NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の第7週(11~16日)のあらすじを紹介します。

丸熊陶業にやって来た、火鉢の絵付け師・深野心仙(イッセー尾形)のもとで学びたいと考えた喜美子(戸田恵梨香)。深野はかなり変わった人物だったが、挑戦させてもらい喜美子は時間を忘れて熱中する。

一方、常治(北村一輝)は喜美子に結婚相手を見つけようとする。お気に入りの喜美子の帰りが遅いと機嫌が悪い。

深野のもとを再度訪ねた喜美子だが、絵付けの本格的な修業には何年もかかるからと、弟子入りを断られる。諦めきれない喜美子。そこへ思いがけず、雑誌記者となったちや子(水野美紀)が現れる。喜美子は、その活躍ぶりがうらやましく、懐かしさもこみあげて、絵付けへの思いをぶちまけてしまう。

マツ(富田靖子)は陽子(財前直見)の協力で、喜美子に絵付けを教えてくれそうな別の陶業会社を探し、思い切って常治に話すが、喜美子には早く結婚させたい常治が許すはずもない。

喜美子はマツの助け舟をありがたいと思うものの、ある出来事から深野の本当の姿を知り、絵付けをというよりは深野心仙に学びたいと熱望するようになっていた。ある夜、飲み屋で常治は、深野と偶然知り合う。意気投合するうちに、深野から、絵付けの弟子入りを望む若い娘がいると聞かされる。