大林宣彦監督(81)が1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、東京国際映画祭「Japan Now部門」公式上映作品の映画「海辺の映画館-キネマの玉手箱」(20年4月公開)の舞台あいさつに出席した。

この日、東京国際映画祭特別功労賞の贈呈式も開催された。車椅子に乗って登場すると、開口一番「こんなにたくさんの方に来ていただいて、感謝感激雨あられ」とあいさつ。授賞式前には「貴子ちゃんはどこにいる。貴子ちゃん」と同作に出演する常盤貴子を呼び出し、「ほら女優さんだ」と紹介した。

トロフィー贈呈が案内されると、「ここからはちょっとだけ私が主役だ」と話し、会場を笑わせた。映画祭チェアマンからトロフィー受け取り、常盤から花束を贈呈された。

「映画は学校。本当にいろんなことを学ぶ。お客さんが自分と身体を入れ替えて、見て感動していただくことで人生の何かをそれぞれが感じていただくもの。学校の校長からの言葉でした」と話した。

常盤は同作を「走馬灯を前倒しで見せてくれた」と称した。「多分監督の走馬灯もこれだと思います。この奇天烈な体験をみなさんと共有できたらと思います」とアピールした。

大林監督は、「これから3000年は生きていき、映画を撮り続けます。映画は素晴らしい。ありがとう」と語った。