歌手八神純子(61)が26日に東京・中野サンプラザホールで行うコンサート「八神純子Live キミの街へ~Here We Go!」のリハーサルに介助犬を“招待”することが12日、分かった。

2年前から社会福祉法人「日本介助犬協会」(神奈川県横浜市、橋本久美子会長)の運動を支援。今回は「介助犬の認知の一環」として、会場の中野サンプラザホールと主催者の東京労音の快諾を得て実現した。

介助犬は、手や足に障害のある方の手助けをするために特別な訓練を積んだ犬。盲導犬が目の不自由な方の目となって障害物や曲がり角の存在を知らせるように、介助犬は肢体不自由者の手足となり、日常生活における動作の補助をする。プロ野球巨人軍の菅野智之投手が15年から毎年支援金を贈呈、今年8月にはコラボTシャツを販売して収益金を同協会に寄付している。

八神は「介助犬の実働数が少なく認知度も低いという現状を知り、思い切って提案してみました」と話している。当日は14時から16時まで、2時間のリハーサルに訓練中の介助犬と訓練士5組を招待。本番同様の音が鳴り、照明の中でもほえない等の訓練を行う予定だ。