米俳優ニコラス・ケイジ(55)が、新作映画「ザ・アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント」に本人役で出演交渉を受けていると報じられた。

ハリウッド・レポーター誌によると、同作はクエンティン・タランティーノ監督の映画に出演しようと奮闘する俳優ニコラス・ケイジが主人公の映画で、金欠で10代の娘との関係に悩むケイジが自分のファンだというメキシコ人の億万長者の誕生日会に出席したところ、この人物がメキシコ大統領候補の娘を誘拐した麻薬カルテルのボスだと知ることになるというストーリーだという。メガホンを取るのは「恋人まで1%」(14年)で知られるトム・ゴーミカン監督で、「これはあなたへのラブレターです」との手紙を添えて脚本をケイジに送り、出演にラブコールを送っていると関係者は語っている。

90年代はアカデミー賞主演男優賞を受賞した「リービング・ラスベガス」(95年)や「コン・エアー」(97年)「ザ・ロック」(97年)など大作に出演して人気を博したケイジだが、近年は低予算映画やB級作品への出演が多く、本作でもそんな自身の過去の作品について言及するセリフもあるという。プライベートでは、今年4月に日本人女性と電撃結婚するもわずか4日後に婚姻関係無効を申請して話題になったばかりだが、出演が決まれば本業で久々に話題を振りまくことになりそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)