歌手浜崎あゆみ(41)が、21年来の音楽スタッフが先月亡くなっていたことを明かし、悲しみをつづった。

浜崎は25日、インスタグラムを更新。東京・両国国技館でライブのリハーサルを行ったことを報告するとともに、「私事ですが、先月のはじめに21年間ずっと一緒に歩んで来た歌のパートナーが天国へ旅立ってから初めてのステージが今日でした」とつづった。

大きな会場のライブを行うアーティストはイヤーモニターが必須となるが、浜崎は内耳性突発難聴により左耳の聴覚をほとんど失っているため「パートナーである彼が作ってくれるイヤーモニターの特別なバランスが命綱でした」という。亡くなったスタッフはイヤーモニターの音の調整を担当していたようで、「長年のクセで、何度も何度も卓を見るのに彼がそこに居なく、でもまた卓を見て話かけようとしてしまうのを繰り返しているうちに、よく見るとそこに彼の写真が飾られているのに気付いて嬉しくて嬉しくて哀しくて逢いたくてたまらなくなりました」と悲しみをつづった。

亡くなったスタッフの遺影が飾られたことに「写真、飾ってくれてありがとう」とほかのスタッフらに感謝し、「彼から受け継いだバトンで私達らしく私達にしか作れない音を創ろうね」とつづった。