藤原竜也(37)の主演映画「カイジ ファイナルゲーム」(佐藤東弥監督)が10日公開され、都内で舞台あいさつが行われた。

福本伸行氏(60)の人気コミックを原作に、09年の第1作以来3作目。藤原は「『カイジ』は芸人さんたちのネタにもされて、とてもありがたいキャラクター。ファイナルとは言ってもみなさんに応援していただければ、『帰ってきた-』があるかも」とシリーズへの愛着を明かした。

佐藤監督のこだわりで撮り直しも多かったようで、藤原は「僕は何度でも来い、と思いましたが(吉田)鋼太郎さんの舌打ちが聞こえた」と暴露すると、吉田鋼太郎(60)は「あったかなあ」と苦笑い。「舞台で何度もやってきた藤原君とは実は映像では初共演。ましてやテーマパークのような壮大なセットの中でとっても楽しんだんだけどねえ」と続けた。

福士蒼汰(26)は「憧れの藤原さんとの共演ですからね。怖い人かと思ったら、予想外にフレンドリーな人でした」。関水渚(21)も「初対面なのに藤原さんはとっても優しかった」とそれぞれ振り返った。この日の銀ラメ・スーツ姿を藤原から「今日はスターが来ている」と皮肉られた新田真剣佑(23)は「デビュー前から原作の大ファンで、竜也さんはまさにそのイメージになりきっている。感激でした」と藤原の物まねで話すなど、息の合ったところをみせた。