稲垣吾郎(46)と香取慎吾(42)が11日、東京・台場のメガウェブで開催された、パラリンピックで実施する全22競技を体験・体感できるイベント「NO LIMITS SPECIAL2020」のオープニングセレモニーにゲスト出演した。

2人は国際パラリンピック委員会特別親善大使とパラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務めており、稲垣は「いよいよですね。身が引き締まる思いです。日々勉強なのですけど、いまからでもひとりでも多くの方に魅力を伝えていきたい」と意気込みを語った。一方、香取も「皆さんに知っていただくためにいろいろなところで活動してきましたが、もっともっと深いところまで皆さんに知っていただけたらという思い」と、これからさらに普及活動に力を入れていくことを誓った。

イベントでは東京都の小池百合子都知事らとトークショーを行った。香取がパラリンピックマラソンが注目の競技とすると小池知事は「(札幌開催になってしまった五輪マラソンと)同じルートを周りますので、東京の名所が全部みられる。それぞれの地域の町会や商店街の皆さんが応援の準備をしていただいている段階です。沿道で大きな声援を送っていただきたいです」とPRした。

また、小池知事は東京五輪・パラリンピックの成功のポイントとして、「それぞれの会場が満員になるということ、そして選手の皆さんへの応援の声が高まって会場全体が盛り上がっていくことが成功の証しになると考えています」。

パラスポーツの普及活動を続ける稲垣らに「パラスポーツにチャレンジしたり、(選手に)エールを送ってくれている。これからも力を入れて応援団の役割を果たしてくれれば」と期待を寄せた。イベントは12日まで開催される。