宝塚歌劇団は13日、雪組トップ望海風斗(のぞみ・ふうと)が、東京五輪の聖火リレーで神奈川県内の走者の1人として決まったことを発表した。

横浜市出身の望海は「横浜市で生まれ育った誇りを胸に聖火ランナーとして走りたいと思っています」とコメントした。

望海は03年入団。花組に配属され、09年「太王四神記」で新人公演初主演。雪組へ移った後、17年夏に同組トップに就いた。相手娘役に迎えた真彩希帆(まあや・きほ)ともども、抜群の歌唱力を誇る。劇団史上でも屈指の実力派コンビとして、ファンを魅了している。

神奈川県によると、同県内の聖火リレーは6月29日午前に箱根町を出発し、伊勢原市、小田原市などを回り、7月1日夜に横浜赤レンガ倉庫までを走る予定。

望海とともに、ラグビー日本代表の稲垣啓太、山岳ガイドの有持真人氏も聖火ランナーとして、追加発表された。