警視庁は14日、歌手槇原敬之容疑者(50)を覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで送検した。

槇原容疑者は午前8時48分ごろ、シルバーのワンボックスカーに乗って警視庁湾岸署を出た。

後部座席にはカーテンが引かれ、表情をうかがうことはできなかった。

湾岸署前には約40人の報道陣が集まった。

槇原容疑者は13日午後4時45分ごろ、渋谷区内の自宅で逮捕され、その後、同署に移送された。

警視庁組織犯罪対策部第5課によると、逮捕容疑は、18年4月11日、東京都港区海岸のマンションの1室で覚醒剤0・083グラムを所持した疑い。また、同3月30日には、指定薬物の亜硝酸イソブチルを含む通称「ラッシュ」と呼ばれる液体64・2ミリリットルも所持した疑いがある。