NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の17日に放送された第140回の平均視聴率が19・9%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、武志(伊藤健太郎)のために家族や友人らがドナー検査を受けてくれたが、なかなか適合者は見つからなかった。そんな時、喜美子(戸田恵梨香)のところに、ちや子(水野美紀)が会いにやって来た。ちや子もドナー検査を受けたことを伝え、さらには知り合いにもドナー検査の呼びかけをしていることを話した。しかし武志の病状は徐々に進行していく。喜美子は大崎(稲垣吾郎)から白血病患者の会を紹介してもらい会うことになった。一方、武志はこれまで2人で会うのを避けていた石井真奈(松田るか)とバイト先で会い、ドナー検査のお礼を述べた、という内容だった。