視聴者の人気を集めているNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)が、28日の放送が最終回となります。物語のラストはどうなるのか。気になる放送前に、NHKの制作統括の内田ゆき氏が、日刊スポーツの取材に、見どころを紹介してくれました。

内田氏は「“生きること”の意味、日常のいとおしさの大切さが伝わる回となっております。また、これまでドラマ終盤の展開でお見せしてきた、喜美子(戸田恵梨香)の母としての強さに加えてヒロインは陶芸家の川原喜美子であることをあらためて感じていただける回となっています」とコメントしてくれました。

主人公の喜美子の息子で、病と闘う武志(伊藤健太郎)はどうなるのか。具体的に触れることはありませんでしたが、NHKから得た番組情報を少しだけ紹介します。

前半は喜美子が息子の武志と信楽の仲間とびわ湖に出かけ、すがすがしい思いに満たされる様子が紹介されます。武志は闘病しつつも作陶を続け、そばで喜美子も陶芸に励む日々。喜美子は武志との時間を大切に過ごします。そして喜美子に強く抱きしめられる武志の姿が描かれ、2人は幸せを胸に刻みます。その後、舞台は2年後に移ります。紹介できるのはここまで。ラストにふさわしい、どんな感動シーンが待っているのか注目です。