ソニー・ミュージックエンタテインメントは30日、公式ホームページで、30代男性社員が、新型コロナウイルスに感染したことを公表した。

発表では「3月28日、当社社員1名(30代・男性)が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。当該社員は現在療養中です。管轄保健所の指導のもと、感染拡大を防ぐために以下の対応を行っております」とし、感染者からのヒアリングに基づく行動履歴の確認や濃厚接触者の特定、濃厚接触者に対しては在宅勤務を指示しており、当該社員が勤務していたオフィス全館を一時閉鎖したという。

同社では先月12日に、新型コロナウイルス防止対策委員会を設置し、同28日から今月13日まで、グループ会社を含む全社で在宅勤務を実施。今月16日からは時差通勤の徹底をし、26日からは再度、在宅勤務にするなど対応を実施してきていた。

同社は「今後も、社内外への感染拡大抑止と社員ならびにお客様をはじめとする関係者の安全確保を最優先に、迅速な対応措置をとってまいります」とした。