NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の8日に放送された第8回の平均視聴率が20・1%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は初回の21・2%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、関内音(清水香帆)は、オペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)の歌にくぎ付けとなる。音は環に励まされてレコードを贈られ、「目の前のことに全力を尽くしなさい」と言われる。感激した音は「歌を習いたい」と父の安隆(光石研)に話す。そして、以前はふてくされていた学芸会のおじいさん役にも全力で打ち込もうとする。