俳優織田裕二(52)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の20日放送された第2話の視聴率が8・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。初回の11・1%より2・7ポイント、ダウンした。

米メガヒットドラマ「SUITS」を原作とし、18年10月期に放送されたシリーズの第2弾。敏腕弁護士・甲斐正午(織田)と天才ニセ弁護士・鈴木大輔(中島)が訴訟問題を解決していく本格リーガルドラマ。

第2話で、甲斐(織田)と幸村チカ(鈴木保奈美)によって「幸村・上杉法律事務所」から事実上追い出されていた共同代表の上杉(吉田鋼太郎)が復帰した。上杉は、全スタッフの前で、節操がなく強欲だったかつての行いをわびると、妻の死をきっかけに人を思いやることの大切さを学んだとアピールし、あっという間に彼らの心をつかむ。

そんな中、甲斐は、難航している東京国際記念病院と看護師組合の労使交渉をまとめるよう、チカに命じられる。東京国際記念病院は、かつて上杉が獲得したクライアントでもあった。だがチカは、重要な案件は上杉に任せない心づもりでいたのだ。

甲斐は、大輔(中島)とともに組合をまとめる看護師長の安田佐緒里(黒木瞳)に会いに行く。かつて被災地のボランティアをまとめた手腕でも知られる佐緒里は、弁護士もつけずにたったひとりで交渉の席につく。そこで甲斐たちは、平均5%の給与アップを提示した。

しかし佐緒里はそれを拒否し、病院側が50億円もの投資をしてAIオペシステムの導入を進めていることを理由に、15%もの賃金アップを要求。する「私たちの仕事をなめないで」。佐緒里は、甲斐たちにそう言い放った。