お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(49)が、23日深夜に放送されたラジオ番組、ニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で語った風俗に関する発言について、同局は27日、同番組の公式サイトで謝罪コメントを発表した。

「4月23日『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』での発言について」と題して「4月23日(木)深夜に生放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』において、パーソナリティーの岡村隆史氏から、現在のコロナ禍に対する認識の不足による発言、また、女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言がございました」と説明。

「放送をお聴きになって不快に感じられた皆様、関係の皆様にお詫び申し上げます。弊社番組に関わる全ての制作スタッフには、迅速に、より一層の教育を図ってまいります。2020年4月27日 株式会社ニッポン放送」と謝罪した。

岡村は23日深夜放送の同番組内で、コロナ禍期間における性風俗店通いに関するリスナーからのメールをきっかけに、トークを展開。「いつか雨は上がっていく。今は辛抱よ。『やまない雨はない』『神様は、人間が乗り越えられない試練は作らない』と言うてはりますから。絶対、なんか、乗り切れるはずなんです。今、面白くなかったとしても、コロナが収束したら絶対、面白いことあるんですよ」と話した。

そして「コロナあけたら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、美人さんがお嬢やります。なぜかと言えば、短期間でお金を稼がないと苦しいですから。3カ月の間集中的に、かわいい子が(性風俗店で)パッと働きます。そしてパッとやめます。コロナあけたら3カ月間は『こんな子入ってた?』っていう子たちが絶対、入ってきますから。今、ほんとうに我慢して、我々『風俗野郎Aチーム』みたいなもんは、この3カ月を目安に頑張りましょう。その3カ月のために頑張って今、歯を食いしばって踏ん張りましょう。僕はそれを信じて、今頑張っています」などと続けていた。

岡村はもともと風俗店通いを公言している。今回は、新型コロナウイルスの影響で収入が減った女性らが、収束後の約3カ月間、短期的な収入を得るために風俗入りする可能性があるという趣旨の発言だった。放送終了後から、ネット上などで「女性蔑視」「不謹慎」などと、岡村への批判の声が高まっていた。