NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の7日に放送された第29回の平均視聴率が21・5%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第21回の21・3%

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、音(二階堂ふみ)が再びコロンブスレコードを訪れ売り込みをかける。廿日市誉(古田新太)は前回と態度を変え、専属契約の話を持ちかける。喜ぶ音は、裕一(窪田正孝)の母まさ(菊池桃子)と会い、音楽を捨てさせないでと願う。しかしまさは「音楽がそばにある限り、裕一は傷つく。傷つく裕一をもう見たくない」と断る。

音は裕一に会い、レコード会社との契約の話をするが、心は動かない。そこに幼なじみの新聞記者、鉄男(中村蒼)も現れ「何でひねくれてんだ。俺も作詞する、東京に行こう」と言う。裕一は「何でほっといてくれないんだ」と話す。音は、裕一に「励まされたから。自分の人生を歩んでもらいたいから」と説得する。裕一は自分の人生、家族の幸せを考え悩む。