NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の20日に放送された第38回の平均視聴率が22・0%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、裕一(窪田正孝)は徹夜で書き上げた交響曲「反逆の詩」を小山田(志村けんさん)に見せたが、「…で?」と冷めた反応だった。その対応に裕一は自信をなくした。深夜に帰宅した裕一は、荒れて家の物に八つ当たりし涙を流した。音は抱きしめることしかできなかった。翌朝、音は裕一を心配しながらも学校に向かったが日曜日で誰もいなかった。すると校舎から歌声が…。窓越しにのぞくと双浦環(柴咲コウ)が1人で練習をしていた。早慶戦まであと3日となり早稲田の応援団たちが裕一の応援歌の完成を待っていた。そして待ち切れなくなった団員は裕一の家に押しかけた。すると裕一は一音も書けてないと話し、ほかの人に書いてもらうように告げた。その時、家に帰ってきた音は、「豊橋に帰ります。音」と置き手紙を残していなくなった、という内容だった。