女優井上希美(28)が2日放送されたNHK連続テレビ小説「エール」に出演した。

井上は主人公の古山裕一(窪田正孝)が作曲した「船頭可愛や」を歌う歌手「藤丸」を演じ、見事な歌声を披露。芸者ではなく「下駄屋の娘」という設定だったが、裕一や鉄男(中村蒼)、久志(山崎育三郎)を驚かせた。

井上は放送後ツイッターを更新。「藤丸、初登場でございました。この物語の一員として存在させて頂けることが奇跡のようです。観てくださった皆様ありがとうございました。藤丸、もとい音丸さんのレコードを聴き込み、この時代の歌を研究し、歌の先生に導いて頂きながら『船頭可愛や』は形になりました。昭和10年の風を→」とツイートしレコードの写真をアップした。

さらに「最初のシーンから『高梨先生、裕一さん、船頭可愛やをこの世に生み出して下さってありがとうございます(T-T)』という想いが募りながら、本日の『エール』を見届けました」とツイートした。

井上については所属事務所のHPで「朗読を得意とし、総合文化祭の全国大会の朗読部門で最優秀賞を受賞。また、NHK杯全国放送コンテスト 県大会優勝など数々の受賞履歴をがあります。また、劇団四季に入団後は2016年『ガンバの大冒険』で主役 潮路を演じ、『美女と野獣』では主役ベルを演じるなど活躍」と紹介されている。