生田斗真(35)と女優清野菜名(25)が今月1日に結婚したことが5日、明らかになった。所属事務所を通じて、連名のコメントを発表した。ジャニーズ事務所のソロ俳優業パイオニアと、ブレーク中の若手女優が、5年愛を実らせた。

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2人は連名で「私共、生田斗真と清野菜名はこのたび結婚致しました事をご報告させて頂きます」と伝えた。新型コロナウイルス感染拡大などを受け「世界中が大変な状況になり、このような時に結婚をすべきか迷いもございましたが」と心境を明かした上で、「お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業にまい進して参りたいと決意致しました」と経緯をつづった。

2人は15年1月期のTBS系ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」での共演をきっかけに交際をスタートした。親しい関係者によると、一時は破局しそうになったこともあったが、その後復縁し、5年の交際期間を実らせたという。別の関係者によると、今月1日に代理人を通じて都内の区役所に婚姻届を提出した。既に同居している。挙式や披露宴は未定という。

96年にジャニーズ事務所入りした生田は、翌97年にNHK連続テレビ小説「あぐり」で俳優デビュー。ジャニーズJr.としてステージにも立ったが、徐々に俳優業に専念。数々の作品に出演して、ジャニーズ異色のソロ俳優としての道を開拓していった。昨年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演した。

清野も多くのドラマや映画、CMなどに出演している売れっ子の若手女優だ。今年1月期の日本テレビ系「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」に横浜流星(23)とダブル主演し、抜群の身体能力を生かしたアクションも見せて話題に。公開延期となった映画「耳をすませば」にも松坂桃李(31)とのダブル主演が決まっている。

清野は妊娠しておらず、今後も変わらず仕事を続けるという。10歳差の実力派カップルはプライベートでの節目を迎え、さらに俳優としてのキャリアを積んでいきそうだ。

◆生田斗真(いくた・とうま)1984年(昭59)10月7日、北海道生まれ。96年ジャニーズ入り。97年NHK連続テレビ小説「あぐり」で俳優デビュー。「予告犯」「グラスホッパー」「彼らが本気で編むときは、」など主演映画多数。NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などに出演。175センチ。血液型A。

◆清野菜名(せいの・なな)1994年(平6)10月14日、愛知県生まれ。07年デビュー。15年「東京無国籍少女」で映画初主演を果たし、ジャパンアクションアワード2016最優秀女優賞に輝いた。20年日テレ系ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」で横浜流星とW主演。スタントなしの華麗なアクションが話題となった。特技はアクション、バク転、殺陣、球技、ギター、ドラム、ベース、陸上競技。身長160センチ。