三代目 J SOUL BROTHERSが7日、有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」に出演した。

七夕に、7人の星が輝いた。4月からのドームツアーが中止となり、グループにとっては大みそかのカウントダウンライブ以来のライブステージ。車を運転するような振り付け「ドライブダンス」で話題の「Movin’ on」でスタートさせると、ボーカル今市隆二(33)は「皆さん会いたかった!」。登坂広臣(33)は「どんなに距離は離れていても、心はつながってるぜ!」とシャウト。「Yes we are」、代表曲「R.Y.U.S.E.I.」とアップテンポの楽曲を並べて、一気に三代目の世界観に引き込んだ。

貫禄さえ感じさせる“王道”ライブで魅了しつつ、中盤のトークコーナーでは、七夕らしく浴衣姿で登場した。グループは今年11月にデビュー10周年を迎えるが、「三代目10KAWARUBROTHERS」と題して、事前にファンから「やってほしいこと」を募集し、実現させた。その1つが浴衣姿だったが、次のお題は「ものまね披露」。MC役の今市から指名されたリーダーの小林直己(35)は、照れながらも他のメンバー全員のものまねを披露。クールな小林が、メンバーのくせを次々とコミカルに再現すると、笑いに包まれた。

さらに岩田剛典(31)のデビュー当時の決めポーズを再現しながらのシチュエーションゲームでは、ELLY(32)が大活躍。ELLYの渾身(こんしん)のボケに、NAOTO(36)や山下健二郎(35)もいすからずっこけるなど、それぞれのおちゃめな素顔ものぞかせるなど、オンラインライブならではの演出で楽しませた。

再び「Rat-tat-tat」をはじめ、「Summer Madness」「O.R.I.O.N.」などを披露すると、最後は15年に行った初のドームツアーの際の“テーマ曲”だった「starting over」を歌った。今市は「久しぶりにステージに上がれて、僕たちもめちゃくちゃ楽しかったです。ライブが中止になってしまったり、不安や悲しい思いにさせてしまったかもしれませんけど、その中でも自分たちができることを作り上げて、これからも皆さんが幸せになれるように頑張っていきます」。登坂も「オンラインライブも、新しいエンターテインメントの形だと思います。皆さんの声も聞いて、皆さんと作り上げていければと思います」と話した。

LDHのアーティストが日替わりで出演する「LIVE×ONLINE」第1弾最終日の8日は、THE RAMPAGEが登場する。