TOKIOのリーダー、城島茂(49)が25日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜午前6時)に生出演し、メンバー長瀬智也(41)が来年3月をもってジャニーズ事務所を退所し、グループを脱退することなどについて言及した。

長瀬退所が決まる経緯について、「数年前から、要所要所で話し合う中で、長瀬は他にもいろんなことをやりたいんだなと、僕らも感じていました。昨年、長瀬から次に行きたいという意見が出てきた。いきなりすぐ退所というのは難しいので、話し合って、調整を進めていきました。今年の頭くらいに本人の意思をもう一度確認して。だったら、温かく見送ろうと」と明かした。

メンバーたちも長瀬の希望を受け入れたという。

「TOKIOはもともとそれぞれ方向性が違うメンバーが集まったグループ。僕みたいにバラエティーやりたい人間もいれば、松岡みたいに俳優やりたい人間もいる。僕らも、長瀬がやりたいことを、すんなり受け止めましたけどね」。

長瀬の特長については「彼自身がマニアックな人間で。バイクやスケボーとか。(退所後は)いろんなことをやると思う。1つじゃない」と説明し、「(歌手として)ソロデビューするのかなと思ったんですけど、『そういうわけじゃない』と。他(の事務所)に移るの? と聞いても、『そういうことじゃない』ということでした」と明かした。

「TOKIOは途中から長瀬が音楽プロデューサーになって曲を作り上げてきました。長瀬は他にもやりたいことがあって、想像力豊かな人間ですから、僕らも何をするか楽しみです」と期待を寄せ、「多種多様なメンバーの集まりなので、僕らも見送った。ただ、来年3月までTOKIOは4人で活動するので、それまでは4人でこれまで以上に頑張っていきたいです」と意気込んだ。

長瀬は来年4月以降、所属フリーとなり、裏方としてクリエーターに転身すると発表している。城島、国分太一(45)松岡昌宏(43)の3人はジャニーズ事務所子会社の「株式会社TOKIO」を設立。来年4月以降は同社に所属し、城島は社長となる。TOKIOは3人で存続する。