渡辺直美(32)が8日、都内で行われたアニメ映画「ドラえもん のび太の新恐竜」(今井一暁監督)公開記念舞台あいさつに、ドラえもんを模したワンピースで登壇した。渡辺は「色合いだったり、私の頭には鈴を着けている。お尻に、しっぽもありますし」とクルッと1回転して衣装を見せた。

渡辺は、ドラえもんから「直美さんの耳、見て! 気になって」と突っ込まれると「大好物のどら焼きがついています。今日のために準備しました。重すぎて耳がちぎれそう。後で渡します」と約束した。司会のテレビ朝日・弘中綾香アナウンサー(29)から体形がドラえもんと似ていると指摘されると「『映画ドラえもん』のお話が来た時、実写版かと思って、ついにこの日が…と思ったら、違いました」と笑った。

原作の連載開始から50年、「映画ドラえもん」40作目を迎えた記念の作品で、渡辺は「ドラえもん」に初参加し、木村拓哉が演じた謎の男・ジルと通信し、のび太たちの冒険をひそかに監視する怪しい女ナタリーを演じた。「顔芸だけでここまで来た人間なので、声だけで伝えるのが難しかった。セクシーな役柄なので、監督が『もっとセクシーにお願いします』と言って、いろいろやった。楽しかった」とアフレコを振り返った。ナタリーはジルの上司で、役どころの上ながら、木村の上司を演じた。渡辺は「まさか、木村さんの上司の役が来るかと。木村さんと会えるのを楽しみにしていたんですが、お会いできなかったんで、木村さんの声を感じながら、楽しく録音させていただいた」と笑みを浮かべた。