7日に新型コロナウイルスの感染を発表した俳優吉沢悠(41)が17日、無事退院したことを、所属事務所ホームページと自身のインスタグラムで18日、報告した。

吉沢は「多くの方々に、ご心配ご迷惑をおかけしましたことを心よりおわびいたします。そして、沢山の医療従事者の方々に支えられ、無事に退院することができ、心より感謝しています」とコメントをつづった。

また、「私は入院中、熱やつらいせき症状の時期がありました。そしてコロナの症状の苦しさに加え、仕事関係者、家族や周りの仲間たちに迷惑がかかってくるという社会的な影響も実際にあり、その辛さも感じました。コロナに対して、極端に恐れすぎず、しかし甘く見て軽率な行動を取らないよう、適切な距離感で接していく事が必要なことではないかと、今は感じています」とし、「この時期ですから、熱中症やクーラーなどによる体調不良がコロナの症状と似ていて判断が難しいこともあると思います。日々の生活のなかで、体調が悪くなることは仕方ないことですから、コロナのような症状が出たときに1人で悩まないように、支え合える空気があるべきだと実感しました」と自身の体験を踏まえた注意喚起を呼びかけた。

濃厚接触者については、「保健所からは該当者なしとご連絡頂きました」と報告した。

吉沢は7月31日に体調を崩し発熱、今月1日に医療期間でPCR検査を受けたが結果は陰性だった。大事を取り、外部との接触を避け、自宅待機をしていたがが、その後も発熱を繰り返す状態が続いたため4日、抗原検査を受けたが、これも陰性だった。

しかし、せき、背中の痛みが増したことから6日、PCR再検査を行い陽性が確認され、医療機関の指導に従い入院し治療を行っていた。