俳優小出恵介(36)が来年10月、埼玉・富士見市にオープンする新劇場のこけら落とし公演「群盗」に主演することが8日、分かった。

小出は17年に未成年者との飲酒などで無期限活動停止となり、18年には所属事務所も退所。その後、ニューヨークで芸能活動を開始し、オーディションで現地の舞台に出演予定だったが、コロナ禍で公演中止となった。帰国後、15日に開幕する京都国際映画祭の特別招待作品「女優たち」に内科医役で出演しており、舞台出演は6年ぶりとなる。

「群盗」は義賊のリーダーとなった貴族の息子を主人公にした、18世紀ドイツの作家シラーの作品。小栗旬の兄でもある小栗了氏が演出・制作を手がける。新劇場は複合施設内に建設予定で、300人が収容可能という。