市川海老蔵(42)と長男の堀越勸玄くん(7)が11日、新潟県内で行われた新潟米「新之助」の新CM発表会&稲刈りイベントに出席した。

9月から「古典の誘い」で全国公演を行っている海老蔵は「コロナ禍でも歌舞伎は何とか全国を回れる状況の中で、自分ができることとして、希望や元気の種を各地でまくように公演をしたい。新潟米『新之助』も、自分で植えて自分で刈る、そして食べるということはシンプルで重要なこと。そういった体験が子供たちの成長につながればいいなと思っています」と話した。

海老蔵はアンバサダーに就任している「新之助」の新CMにも出演した。「本来なら(勸玄くんが8代目市川新之助を)襲名している時期だったので、ピンチヒッターで呼んでもらったのかなと思う。来年再来年はうまくせがれにパスできればと思いながら、アンバサダーは続けたい」。新CMでは市川右団次、市川男女蔵ら歌舞伎俳優も共演した。「大勢の方にお声がけさせていただいた。ほとんどが市川姓の者たちなので、仲間たちで撮れたことが良かった」。

稲刈りイベントでは、自ら鎌を持って「がんばります。えいえいお~」とやる気十分の勸玄くんを、海老蔵が「気を付けてね。自分切らないでね」と気遣う場面もあった。今年夏には田植えも体験している勸玄くんは「ちゃんと手を切らないでやれてうれしいです」と満足そうで、海老蔵も「稲刈りは初めてでした。娘や勸玄がご飯がどうやってできているのか、収穫されているのか、学べる体験ができるのは重要でした。新潟の方に感謝しています」と話していた。